滝の台周辺



        赤い線に添った道が「北アルプス展望のみち」


No. 見どころ 解説 Km 総Km
05 滝の台団地展望台 出発点と同じくアルプスの山並みと安曇野の景観が一望できるすばらしい展望台。
中学校教科書に掲載された松川村の神戸原・馬羅尾の見事な複合扇状地を見ることができます。土地開発前は弥生時代後期の集落跡が残っていました。
1.3 2.5
  (滝沢権現雨乞発祥の地) コースから少し外れます。これは「まま子落し」に行く途中にあり、2005年にその近くで「お鉢」とよばれる天然の滝つぼが20年ぶりに再発掘された。「お鉢」は川の流れによって凝灰岩が削られた天然の滝つぼのことです。
江戸時代に雨乞いの社であったとの言い伝えの残る滝の沢権現社(現滝沢神社)では、祈祷に神器としてお鉢が使用され、7日間神主が祈祷したといいます。
展望台から往復0.8km。
   
  (ままこ落とし) これもかなりコースから外れます。滝沢神社から東山を更に登って行くと、約200万年前にできた「土柱」がそびえています。”世界四大土柱”の一つに入るのではないかともっぱらのうわさです。
池田の民話「ままっ子おとし」によると、田の入り城(東山の尾根、田の入峠)という山城に跡取りとして生まれた若君・太郎丸が継母に殺されてしまうという筋書きになっており、継母は自ら産んだ子を城主にしたいと考え太郎丸をこの土柱から突き落としたといいます。
展望台から往復2.7km。
   
06 滝沢道祖神  彩色されたこの双体神像が文政13年(1830)200年間道を守ってきました。現在は屋根と木の囲いで守られています。
0.9 3.4
07 滝沢多鯰池(たないけ)
(おたね池)
滝沢神社[毎年10月第一土・日秋祭り--「獅子舞」と「ひょっとこ踊り」(男が女に求愛、面白おかしく)がある]のお宮の東側に池があります。
「信州伝説」によると、むかし田村将軍(坂上田村麻呂のことかな)が有明山麓の宮城に八面大王を征伐しに行ったときここにしめ(縄か?)を張りこの水で身を清めたと伝えられています。現在回りに菖蒲が植えられ6m四方の大きさの湧水池となっているます。
0.2 3.6